☆ママ力upへの道のり☆

子どもが生まれてから経験し学んだ、育児・人間関係・お金・家事のことなどを綴るブログ

家の間取りでこだわったこと

こんにちは。しーままです。


今回は家の間取りについて書いていきたいと思います。
ちなみにしーままは独身の時から…というか中学生頃から広告に載っている物件の間取りを見ては、その間取りで生活することを想像するのが好きで、休みの日の朝とかはよく広告を見ていました。
そして、その間取りの良さを父や姉に伝えると、同じく間取り好きの父や姉から風通しがよくなさそうとか、光の入り方が良くないとかダメ出しされたりして、間取りについて自然と勉強できる環境で育ちました。と言っても、父も姉も完全な素人です。


そんなしーままが我が家を注文住宅で建てるときにこだわったことについて書いていきたいと思います。


①各部屋2つ以上窓があり、採光の確保と、それぞれの部屋で換気ができること
これについては父の意見が大きいのですが、風って、窓が1つあるだけだはダメで、入り口と出口がないと換気しにくいということ。
そして、できれば対面した位置に窓があるといいということなので、1つの部屋の中ではなかなか対面した位置に窓は持ってきにくくても、ドアを開け、他の部屋の窓と合わせて風が通りやすい道を確保したつもりです。

②収納は適所に。その部屋で使う予定のものが入るサイズを。
これについてはミニマリストの人には批判されるかもしれませんが、物を捨てるのがあまり得意ではないしーままはそれなりの収納を確保しました。
けど、納戸は1つもなく、玄関、廊下、リビング、洗面所、和室、居室とそれぞれの部屋にその部屋にあったサイズの収納を設けました。
なので、細々した物を収納することが多いリビング収納は、奥行き浅め、和室は布団や季節もの等大きいものを入れるので奥行き深め(普通の押し入れ)です。
そして、階段下収納は奥行きが深くできるとしても中に入り込むことなく中の物が取れる深さにしました。

③自分の家族に合った家事導線
しーままは実家、独身時代に賃貸物件4つ、新婚当初に賃貸1つ、マンション1つと色んな物件に住んできました。
なので、それぞれの家で何がしにくくて、何がしやすかったのかという経験がありました。
特にマンションでの生活はとても快適で、マンションの生活を基に間取りを考えたところは多いです。
けれどもそれぞれの家庭で生活スタイルは違います。
よく、洗濯導線がよくなるように、洗濯機を置く洗面所と洗濯物干しスペースを近くしたとか、ベランダ干しが楽になるように洗濯機置き場(場合によっては服を確実に脱ぐ浴室も)を2階に持ってきたとかいう間取りを見ることがあります。
けど、我が家の場合、洗濯物は基本的に干さないので、洗濯導線ってあまり重要ではなかったです。
なので、子育ての時の家事導線を優先した間取りにしました。つまり、排泄、入浴の介助がしやすい間取り、キッチンから子どもが遊んでいることを見渡せる間取りにしたつもりです。

④最悪、1階だけでも生活できる間取り
うちの夫くんは長男です。なので、将来同居ということが必要になるかもしれません。
また、しーままは障害のある人と関わる仕事です。なので、第2子が障害を持って生まれてきたり、今いる家族が障害を持つ可能性もあると考えることが容易でした。
それだけでなく自分達が年老いたときにもこの家で生活するかもしれない。
つまりどんな状況になっても生活できるためには最低限バリアフリーになってないといけない。玄関の段差は最悪吐き出し窓にスロープをつけたら何とかなるとしても、屋内の段差はなくしたいと思っていました。
なので、そうなった時には2階に上がらなくても生活できることは大切です。
そのため、2階LDKや2階の浴室ということは全く考えませんでした。
そして、1階には和室という形で居室を設けました。この和室はリビングとも繋がっていますが、廊下側にもドアがあり、居室として使用するときにはリビング側の扉は閉めたままにして使用するつもりです。

⑤主に生活するLDKは人が集まりたくなるように開放感を持たせる
我が家では勾配天井を取り入れました。
当初は吹き抜けにするつもりでしたが、吹き抜けにするなら床暖房やシーリングファン設置を考えた方がいいとのことで費用が膨大になるので…
勾配天井なら吹き抜けの3分の1程度の空間なのでそのぶん暖房効率もいいので。
ただ、勾配天井にしたことによる弊害は2階の間取りに現れています。
それでも1階が快適であることを我が家は優先しました。

⑥リビング階段にしないこと
今はリビング階段が流行っていますよね。
けど、しーままはリビング階段のデメリットの方が気になります。
デメリットとしては、
・暖房効率が悪い(しーままは寒がりなので…)
・子どもの友達が来たときにも必ずリビングを見られる
・どうしても顔を合わせたくない時期にも絶対に避けられない(思春期のそんな時期親は不安になりますが、そんな時期も大事だと思います)
なので、しーままの家では、リビング階段にはしませんでした。
ただ、たまたまですが、キッチンの対面に廊下に続く開き戸があり、キッチンからの視線の延長上に階段があります。だから、そこを開けておけば、リビング階段と変わらないかもと思える間取りになっています。
なのでリビング階段のいいとこ取りをする予定です(家族の顔を合わせたいときは扉を開けておく)。


我が家が間取りを考える上で大切にしたことは以上ですが、全てが完璧な家ってなかなか難しいと思います。
なので、自分の理想のライフスタイルに合わせた間取りにするために、何を優先して、何は妥協できるのかを考えることが大切だと思います。
それと、ハウスメーカー工務店をどこにするのか、どんな建築士さんが設計してくれるのかを十分吟味してから契約することが大切と痛感しました。
我が家の頼んだメーカー・建築士さんは融通がきかなかったので、諦めたところも多かったです。
その後、知り合った建築士さんメインの工務店では我が家がやりたかったことほぼ全て取り入れられることを知りました。
ハウスメーカー工務店選びは慎重に!!です。


これから注文住宅を建てる人の参考に少しでもなれば幸いです。

次は実際に我が家のお気に入りのところを写真を交えて紹介していこうと思います。