産院による産後生活の違い
こんにちは。しーままです。
前回の出産報告で書いた通り、今回は産院の違いについて書きたいと思います。
娘を産んだ時は、違う地域に住んでいたので、娘の出産と息子の出産(今回)は違う産院を利用しました。
まずは娘の産院から。
- 個人院にしては少し規模の大きな病院
- その地域では評判のいい産院です
- 先生は2人いて、1人が不妊治療専門、もう1人が妊婦健診を担当。夜間は近くの大病院から応援あり。
- 不妊治療で有名な病院ですが、しーままは不妊治療は受けていないので、治療方針はよく知りません
- そこで不妊治療をした知り合いの話では、排卵誘発剤の使用など、それぞれの人の希望に合わせて対応してくれるようです
- 出産後の育児方針
- 母児同室が基本(出産日以外)
- 母乳育児推奨
- 授乳指導やオムツ交換指導は、ナースステーションで他のママと一緒に指導される
- 毎回授乳(母乳)の前に体重を測り、母乳後再度体重を測り、足りていない分をミルクで追加(どの程度追加するかは覚えていません)。とにかく体重を測る機会が多く面倒でした!!
- 基本的に理想通りの母乳育児の指導なのかもしれませんが、大雑把なしーままにはかなり負担で、慣れない育児でもあり、とても大変だったと記憶しています
息子の産院(今回)
- 個人院(前回よりも規模は小さい)
- 先生は1人で、夜間のみ近くの大病院から応援あり
- その地域では評判のいい病院です
- 不妊治療もしていて、治療成績もいいらしい。ちなみにしーままはこの産院で人工授精しました。先生の中でマニュアルが決まっているようで、個々のニーズにはあまり対応されていないと思います。まぁ、しーままの勉強不足で特別こうして欲しいとかいう思いがなかったので、先生のマニュアル通りに進んだんだと思います。
- 出産後の育児方針
- 母乳育児推奨
- 母児同室を勧めてはいるが、夜間は産後2日まで預かってくれ、母乳育児よりも母親の体を休めることを優先。
- 授乳指導やオムツ交換指導は、赤ちゃんのタイミングに合わせて、毎回部屋に助産師さんが来てくれる(ナースコールで呼び出し。夜間も来てくれるので、安心ですが、助産師さんの大変さを思うと、少し気が引けました…)
- 1回の授乳で母乳を吸わせる時間は、乳房が張らない程度で、なるべく短く(乳頭が切れたりするトラブル防止のため無理はしない)
- ミルクは子どもの様子(便の回数、吐き戻しの有無、欲しがる様子など)を見て量を調整。夜間はミルクを少し多めにあげて、赤ちゃんにしっかり寝てもらうことで、母親の負担を軽減するよう勧める
- 娘の産院のように母乳前後に体重を測るのは、母乳が増えてきてそうな4日目位からで、母親が負担になるようなことはしない
- 退院時には、助産師さんから、ミルク追加の目安(日中は少なめ、夜間は多め、1ヶ月間は多くても100mlは超えないように)を教えていただき、『いつでも困った時には相談に乗るので連絡してくださいね』と言っていただきました。
- つまり、基本的に母親が無理なく、負担なく育児できることを勧める。まずは、母親の体の回復を優先してくれる。
正直、こんなに産院によって育児方針が違うのか!!と驚きました。
一応、どちらの産院も、母乳育児推奨、母児同室と謳っているにも関わらずです。
娘の時は、初めての育児で自分の気も張っていた上、母乳育児をしっかりとマニュアル通りに頑張ることを推奨されていたので、すごく疲れ、神経をすり減らしたように思います。
しかも退院後は家にベビースケールがなく、ミルクの量をどうしたら良いのか分からなくて困るというマニュアル通りにできないことへの不安がありました。
退院後、娘が6ヶ月になるくらいまでは、ずーっと気持ちがピリピリと張り詰めていて、そのストレスを夫くんに当てることもしばしば…
今回は2人目の余裕というのもありますが、助産師さん達から、
『まずはお母さんの体が大切』
『親優先の育児もあり。負担になることは省いてもいい』
という考えを教えていただき、気持ちが軽くなったことで、娘の時のような気持ちがピリピリすることはなく、夫くんへの関わりも比較的穏やかに過ごせています。
なかなか入院するまではどんな病院かまでは把握できないと思いますが、産院選びの時には周りの評判、実際にその病院で産んだ人の話を聞き、自分に合った産院(大雑把な私の場合は息子の産院の方がよかったですが、きちっとしないと気持ち悪く感じる人には娘の産院の方がいいのかもしれないので)で出産できるといいなと思いました。